【特集】緊急事態宣言下の当クラブ活動に対する保護者からの声④
第3回目となる緊急事態宣言(2021/4/25-6/20)における当クラブの活動(チーム練習の自粛、①家族単位の自主練習、②オンライントレーニングの増設)について、保護者の皆さまにインタビューさせていただきました。決して本クラブの活動のみを正当化するものではありませんので、ご理解いただきますようお願いします。
【特集】緊急事態宣言下の当クラブ活動に対する保護者からの声④
※氏名はご本人(選手は保護者)の許諾いただいた表記です。
柿谷磨希さん(小4女 保護者)
Q.緊急事態宣言中、実際にチームでの練習ができませんでした。この期間の心境についてお聞かせください。
他のチームが日常の練習をしている様子をInstagramなどで目にすることが多々あり、 不公平感の様なものも感じていました。このコロナ禍での取り組み方で子供たちの力に差が出てしまうのではないか不安も感じました。 けれど、「感染する」ことへの後悔を思うと、我慢だと腹を括って臨んだ心境です。
Q. 緊急事態宣言中、【自主練習】を実施しました。通常は選手同士ですが、家族単位での自主練習となりました。感想を教えてください。
とてもありがたかったです。 オンラインだけの練習の時は、 兄弟姉妹でレスリングしている子供たちは練習相手が居ていいなと思っておりました。 娘と親とでは体のサイズが違うのはもちろんですが、レスリング経験のない親が監督の目の届かないところで勝手に相手することへの不安もありました。 違うことを教えてしまっているのではないか、変な癖をつけてしまうのではないかなど。 けれども、監督に見てもらう中での子供との練習はとても安心感がありました。
Q. 緊急事態宣言中、【オンライントレーニング】を増設して実施しました。感想を教えてください。
一人だけでトレーニングというのにもなかなか限界があると感じました。大人の私でも、楽な方楽な方へと流れそうになる中、子供たちの自主性に頼るのは現実的にはなかなか難しかったと思います。 ですので、オンラインの練習があることで、レスリング生活のリズムを崩さないまま過ごせたことも良かったと思いました。
Q. 緊急事態宣言解除された6/21よりチームの通常練習が再開します。どのようなお気持ちですか?
子供がどう感じ、どう臨むかを見守る気持ちです。 今、自分の子供がどんな感じなのか、親との練習でははかれないところを知るのが楽しみでもあり、不安でもあります。
Q. 親御さんとして、お子様が特にレスリングを通じて成長していると実感することを教えてください。
自分には打ち込んでいることがある、という自負を持っているように見えます。学校の友達とは違う仲間がある事も本人も自覚しています。 「レスリングのどこが好き?」と聞かれた時に「初めて会う子でも一度一緒に練習したら友達になれるから」と答えていたことが印象的でした。
Q. 親御さんとして、これからレスリングを始めようとするお子様の親御さんに向けてメッセージをお願いします。
子供たちは指導者によっていくらでも変わると思っています。 レスリングはハードなスポーツです。心配事はつきません。だからこそ価値観が合う指導者の元にお預けしたいと私は思っています。 ただ強くなる、結果を出しさえすれば他の事はどうでもいい、という価値観もあると思います。 けれど、私は、もちろん強くなって欲しい、結果も残して欲しいですが、それ以外のこと、スポーツマン精神、正々堂々と立ち向かう精神、相手や仲間を思いやる気持ち、人生にとって大事なことを学んで欲しいと思っています。 監督からかけてもらった一言一言が、娘の人生の血となり肉となることを私は確信しています。 そうでなければ、大事な大事な娘をお預けする勇気は私にはありません。 FFCはそんなチームです。
以上、インタビューご協力ありがとうございました。
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