安全と信頼のガイド
このページは、フィギュアフォークラブでレスリングに取り組む選手(こども・大人)と、こどもの保護者の皆さまのための「安全と信頼のガイド」です。
フィギュアフォークラブでは、こどもから大人まで、全員が安全に・安心して・前向きにレスリングに取り組める環境づくりを最も大切にしています。
レスリングは格闘技の一つですが、無秩序に戦う競技ではありません。 ルール、指導、そして互いを思いやる気持ちがそろってこそ、安全に成り立つスポーツです。
このページでは、「初めてレスリングに触れる方」「格闘技に不安を感じている保護者の方」「経験のある選手」どなたが読んでも同じ認識を共有できるよう、安全に関わる大切な考え方と約束をまとめています。
① レスリングのルールを知ることが安全の第一歩
レスリングは、明確なルールがあるからこそ安全に行える競技です。
- 基本ルールを必ず理解する
- 危険につながる反則行為は行わない
- 勝つことよりも「安全を守ること」を優先する
※ルールは以下からご確認ください。
② 受け身の習得はすべての基本
ケガを防ぐために、受け身は最も重要な技術の一つです。
- 投げられたとき
- 転倒したとき
- バランスを崩したとき
正しい受け身ができることで、大きなケガのリスクを大きく減らすことができます。
練習時のみならず、日頃から自宅などでも出来るように取り組んでください。
※参照:受け身の解説動画
③ 服装・身だしなみは安全管理の一部
服装の乱れは、思わぬ事故につながります。 以下の点を必ず守ってください。
- 爪を切っておく(常に確認してください)
- ジッパー・フード・紐のない服を着用する
- サイズが適正な服を選ぶ(大きすぎ・小さすぎは不可)
- Tシャツはズボンの中に入れる
- 汗で濡れた場合は、こまめに着替える
- レスリングシューズは定期的に洗浄する
④ 危険な行為・マナー違反はしない
以下の行為は禁止です。
- レスリングのルールに反する危険な行為
- 相手を軽視する行動や言動
- スポーツマンシップに反する行為
- 初心者やビギナー選手に対する危険が伴う大技
- 指導者が禁止している技(選手の技習得度などを勘案しながら対応しています)
※レスリングは、相手がいてこそ成り立つ競技です。 相手の安全を守ることは、自分の安全を守ることでもあります。
⑤ 信頼関係が安全をつくる
- 練習や試合の前後は必ず握手をする
- 挨拶・声かけを大切にする
- 相手を尊重する姿勢を忘れない
※信頼関係があることで、選手同士が安心して全力で取り組むことができ、安全性も高まります。
⑥ 危険を感じたら、すぐ止める勇気
- 危険を感じたら「ブレイク!」と大きな声で伝える
- 同時に相手の身体をタップする
※我慢や遠慮は不要です。 「危険な状態を止める判断」は、弱さではなく安全意識の表れです。
※咄嗟の時に「ブレイク」と大声で言えない場合もありますので、お子様の場合、保護者が自宅などで練習すると助かります。
⑦ 練習中の位置・周囲確認の徹底
- 場外際ではレスリングを行わない
- 自分たちのペアと他のペアとの間隔を十分に空ける
- 常に周囲を確認しながらレスリングを行う
※自分の動きだけでなく、周囲への配慮も安全管理の一部です。
⑧ 指導者の指示を最優先に
- 指導者の話が始まったら必ず止まって聞く
- 自己判断で練習を進めない
※指導者は全体を見て、安全管理と練習の調整を行っています。
⑨ ケガ・違和感があるときの対応
レスリングを含むすべてのスポーツにおいて、ケガを完全にゼロにすることはできません。
- ケガをした場合は、すぐに指導者へ報告する
- 痛みや違和感がある場合は無理をしない
- 痛めている部位に負担のかかる練習は自ら避ける(例:肘を痛めていて腕立てをしない、足首を痛めていてマット運動「ヘッドスプリング」をしない等)
- 必要に応じて別メニューを行う
※無理をすることは、上達にも安全にもつながりません。
⑩ 相手をケガさせてしまった場合
どれだけ注意していても、悪意や故意がなくても、相手をケガさせてしまうことがあります。
- その場合は、必ずしっかり謝罪する
- 相手の状態を気遣う行動をとる
- 指導者に速やかに報告する
※思いやりと誠実な対応が、信頼関係を守ります。
⑪ トラブルを防ぐための大切な考え方
- 問題が起きた場合、当事者同士だけで解決しようとしない
- 感情的になる前に、必ず指導者を通して共有する
- 事実確認と安全確認を最優先にする
※クラブとして、責任をもって対応します。
⑫ こどもの場合(保護者の皆さまへ)
練習中は、身体が強く当たる場面があることをご理解ください
- 指導者は常に全体を見て、安全管理と練習調整を行っています
- 小さな不安や疑問でも、遠慮なく指導者へご相談ください
- 保護者同士でも、日頃から良好なコミュニケーションを大切にしてください
※「相談すること」は、決してクレームではありません。
指導者からのメッセージ
レスリングは、強さだけでなく、思いやりや判断力を育てるスポーツです。安全を意識することは、上達への近道でもあります。選手・保護者・指導者が同じ方向を向き、 安全は誰か任せにせず、みんなで守るものとして取り組んでいきましょう。分からないことや不安なことがあれば、いつでも指導者に声をかけてください。
よくある質問(Q&A)
Q1. レスリングは危険なスポーツではありませんか?
A. レスリングは格闘技の一つですが、ルール・指導・安全管理があることで成り立つスポーツです。 無秩序に戦う競技ではなく、危険な行為は禁止されています。 クラブでは安全を最優先に、練習内容や強度を調整しています。
Q2. ケガをすることはありますか?
A. レスリングに限らず、すべてのスポーツにおいてケガの可能性を完全にゼロにすることはできません。 軽い打撲や擦り傷などが起こる場合もあります。 そのため、日頃からの安全意識・報告・無理をしない判断を大切にしています。
Q3. 悪意がなくても相手をケガさせてしまうことはありますか?
A. はい、どれだけ注意していても、偶発的に起こることはあります。 その場合は、故意かどうかに関わらず、謝罪・報告・気遣いを大切にします。 クラブとしても状況を確認し、必要な対応を行います。
Q4. トラブルが起きた場合、保護者同士で話し合った方が良いですか?
A. 直接の話し合いは行わず、必ず指導者を通してご相談ください。 感情的な行き違いを防ぎ、事実確認と安全確認を優先するためです。 クラブとして責任をもって対応します。
Q5. 練習中に子どもが痛がっている場合はどうすれば良いですか?
A. すぐに指導者へお知らせください。 無理を続けさせることはせず、状況に応じて休憩・別メニュー・練習中止などを判断します。
Q6. 体格差があっても大丈夫ですか?
A. 年齢・体格・経験を考慮し、指導者が組み合わせや練習内容を調整します。 不安がある場合は、遠慮なくご相談ください。
Q7. 見学・体験時に保護者が気をつけることはありますか?
A. まずは全体の雰囲気や指導の様子をご覧ください。 不安や疑問があれば、その場または後日でも構いませんので指導者へお声がけください。
Q8. 子ども同士が強く当たる場面を見て不安になったら?
A. レスリングでは身体が接触する場面がありますが、安全管理のもとで行っています。 ご心配な場合は、そのままにせず指導者へお伝えください。
Q9. 相談や質問をすると、クレームと受け取られませんか?
A. そのようなことはありません。 不安や疑問を共有していただくことは、安全な環境づくりにとってとても大切です。 どんなことでも遠慮なくご相談ください。
Q10. クラブが一番大切にしていることは何ですか?
A. 技術や勝敗以上に、 安全・信頼関係・人としての成長を大切にしています。 選手・保護者・指導者が同じ方向を向き、安心して挑戦できる環境を守っていきます。
スポーツ安全保険の適用について(ご案内)
FFC会員の皆さまは、クラブ活動中および活動の行き帰りの交通時に起きたケガ等について、クラブで加入しているスポーツ安全保険が適用されます。(幼児・小学生は区分AW、中学生・おとなは区分C)。
■ ケガをされた場合の流れ
①ケガをされた直後に、本多監督へご連絡ください。
※当該クラスの指導者からも、別途クラブへ報告があります。
②医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
③事故届(専用フォーム)に入力してください。
入力内容をクラブで確認後、スポーツ安全協会へ事故通知を行います。
④後日、スポーツ安全協会からご本人のご自宅へ書類が郵送されます。
必要事項をご記入ください。
⑤記入済み書類をクラブが確認し、代表印を押印します。
その後、ご本人からスポーツ安全協会へ書類を郵送していただきます。
⑥スポーツ安全協会による審査後、
承認された場合、指定口座へ保険金が振り込まれます。
※審査の過程で、追加の確認や調査が行われる場合があります。
■ 出稽古の方について
出稽古で参加されている方は、ご自身の所属団体で加入しているスポーツ安全保険が適用されるか、事前に所属長へご確認ください。
■体験参加の方について
体験参加中のケガについては、自己責任であることをご理解・ご了承いただいた方のみ参加を受け付けています。
※ご不明な点がありましたら、遠慮なく本多監督までお問い合わせください。